川原でタープを設営する際の注意事項|ペグが効きにくい河原でも安全に張るコツ

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河原は景色が良く、夏でも涼しい人気のキャンプスポットです。

しかし、石が多くペグが効きにくいため、普段と同じ設営方法ではタープが倒れてしまうことがあります。

今回は、実際に河原でタープ泊をした経験をもとに、安全に設営するポイントをご紹介します。


① ペグは必ず頭まで打ち込む

河原ではペグが石に当たり、途中までしか入らないことがあります。

しかし、途中までしか打ち込まれていないペグは非常に危険です。

ペグが地面から出ているほど、**「てこの原理」**が働き、少しの力でも簡単に抜けてしまいます。

ポイント

  • ペグはできるだけ奥まで打ち込む
  • ペグの頭が地面に近い状態まで打ち込む
  • 石に当たる場合は場所を少しずらして打ち直す

写真のように、しっかり打ち込むことで保持力が大きく向上します。


② ペグの上に大きな石を置く

河原では地面の保持力が弱いため、

大きめの石をペグの上に載せるだけでも抜け防止になります。

石の重さが加わることで、

  • ペグが浮きにくい
  • ガイラインが緩みにくい
  • 強風時の安心感が増す

というメリットがあります。

河原ならではの工夫としておすすめです。


③ ガイラインはポール先端ではなく太い部分で支える

今回の設営で一番おすすめしたいポイントです。

多くの人はポール先端にガイラインを掛けていますが、

写真のようにポールの太い部分に巻き付けるように固定すると、

荷重がポール全体へ分散されます。

メリット

  • ポール先端への負荷を軽減
  • ポールの曲がりを防ぐ
  • 強風時でも安定しやすい

細い先端だけで支えるより、はるかに安心感があります。


④ 伸縮ポールはメインポールにはおすすめしない

伸縮ポールは便利ですが、

荷重が掛かると使用中に少しずつ縮んでしまうことがあります。

すると、

  • タープが下がる
  • ガイラインが緩む
  • 全体のテンションが落ちる

という状態になります。

おすすめ

  • メインポールは固定長ポール
  • 伸縮ポールはサブポールとして使用

これだけでも安定感が大きく変わります。


⑤ ポールの沈み込み対策をする

河原には砂地が混ざっている場所があります。

写真のような場所では、

時間が経つにつれてポールが少しずつ沈み、

ガイラインが緩んできます。

対策として、

  • 平らな石を敷く
  • 板を敷く
  • ポールベースを使う

などがおすすめです。

わずかな沈み込みでもタープ全体のテンションが変わるので、意外と重要なポイントです。


⑥ 河原では風向きも考えて設営する

河原は川に沿って風が吹き抜けることがあります。

そのため、

  • 風上側を低くする
  • ガイラインを多めに張る
  • 強風が予想される場合は無理をしない

ことも大切です。


⑦ 焚き火は十分な距離を確保する

今回のようなタープ泊では、焚き火との距離も重要です。

焚き火は、

  • 火の粉

がタープへ影響します。

タープから十分な距離を取り、

風向きを確認して楽しみましょう。

また、河原でも直火禁止の場所がありますので、事前にルールを確認してください。


河原キャンプを安全に楽しもう

河原はペグが効きにくく、一見するとタープ設営が難しそうに感じます。

しかし、

  • ペグを頭まで打ち込む
  • 石で補強する
  • ポールの太い部分で荷重を受ける
  • ポールの沈み込みを防ぐ
  • 固定長ポールを使用する

これらを意識するだけで、安定した設営が可能になります。

実際に今回のタープ泊でも、河原という厳しい環境でもしっかり設営でき、川のせせらぎを聞きながら焚き火を楽しむことができました。

ぜひ、安全第一で河原キャンプならではの開放感を満喫してください。

川野 游(かわの ゆう)

自由気ままなソロキャンパー、サップで川を下ったり、テントサウナで癒されるの最高です。"来た時よりもちょっとだけ美しく"を心掛けています。
・日本セーフティーパドリング協会員
・日本単独野営協会員
・キャンプインストラクター
・ブッシュクラフトアドバイザー

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