SUPを楽しみたいなら、必ず必要な装備があります。
基本の装備は『ライフジャケット』『リーシュコード』『ウェア』『飲料水』。
何かあった時に連絡を取るための手段として、『スマトーフォン』も携行するのがいいでしょう。
ライフジャケット
陸に居るとき以外は必ずライフジャケット(救命胴衣)を着用しよう。
最近ではPFD(パーソナル・フローティン・グデバイス)と呼ばれることも多くなってきました。
川は海と比べて浮力が小さく、複雑な水の流れによって、水中に引き込まれるような流れがあります。
また、白く波立っている部分は、空気が含まれているので、浮力が半減します。
自分の安全のためであるのはもちろんのこと、いざ救助される場合、救助しやすくなることから、救助する側の安全性も向上します。
ライフジャケットを選ぶポイントは…
・サイズが身体にあっていること。
・動きやすい形状であること。
・他人を救助することを想定すると、浮力の大きなものが推奨されます。
・リバーサップで使用する場合は、クイックリリースベルト装備のものを推奨します。
(クイックリリースベルトとは、身体とSUPを切り離して、安全を確保ための装備です。)
リーシュコード
リーシュコードとは、身体とSUPを繋ぐコードのことです。
海や、静水ではアンクルリーシュと言って、足首付近に取り付けるのが一般的です。
が、流れのある川では、足首にリーシュコードを付けるのは大変危険です。理由は、SUPが岩などの障害物に引っ掛かり、流れなくなった場合。そのままでは、身体が川底へ沈められて溺れてしまします。
SUPと体を切り離して脱出することが必要です。が、そんな場面で、足首に付けていた場合、リーシュコードを外すのは不可能です。
川では、リーシュコードはライフジャケットまたは、別途クイックリリースベルトを着用する必要があります。
また、リーシュコードには、ストレートリーシュとコイルリーシュがあります。川では障害物にリーシュコードが引っ掛かるのを避けるために、コイルリーシュを使用します。
リーシュコードを選ぶポイント…
・伸びた時のコードの長さが、SUPと同等程度であること。
・コードが、コイル形状のコイルリーシュであること。
・クイックリリース機能付きのもの、または、クックリリースベルトに取付けられる構造のもの。
ウェア
夏場の静水なら、Tシャツに短パンもあり得ます。が、日焼けや怪我を防止するためには、なるべく肌の露出少ない服装が必要です。
また、夏場でも日光の当たらない場合や、風の強い日には落水を繰り返すと、体温を奪われ体力の消耗が早くなります。服の生地は乾きにくい綿生地はさけ、速乾性のある化繊のものを着用しましょう。
流水の場合は、保温性や、クッション性の高いウエットスーツの着用をおすすめします。
ウエットスーツは、気温や水温、風などの気象条件に応じたものを選べば、冬場でもSUPを楽しむことができます。
*ウエットスーツはカスタムオーダーすると保温性が全く違うらしいです。
わたしは、夏場は3mm厚程度の上下に分かれたタイプのウエットスーツ。水に濡れるパンツは必ず着用。状況に応じてジャケットを着用します。
冬場は、セミドライスーツを着用しています。
サングラス
目も日焼けから守りましょう!強い日差しや、水面からの反射で目もダメージを受けます。
壊れたり、無くしたりすることが前提ですので、眼鏡屋さんで売っているような高価なモノではなく。
スポーツ用品店や、ディスカウントストアの店先に置いてある、雑貨のサングラスで充分だと思います。
落水や、激しい動きで、サングラスが顔から外れて飛んでいかないように、ストラップは必需品です。
くつ
裸足のイメージが強いかもしませんが、石や岩だらけの川原を歩き回るリバーサップでは靴は必需品。
マリンシューズは脱げやすいので、足首まであるマリンブーツや、運動靴がおすすめです。
だいたい、ワンシーズンに一足履きつぶすので、安価で購入できるワークマンなどで、なるべく乾きやすい素材の運動靴を選んで使ってます。
靴ひもは、リーシュコードと絡むと危険なので、短く結んだり、挟んだりして、ブラブラしないように工夫しましょう。
手袋
リバーサップでは素肌をなるべく出さないことが重要、パドルを握りしめている手も保護しましょう。
拳や手のひらを怪我すると、パドリングや、SUPの持ち運びに支障します。
わたしのおすすめは、ワークマンでみつけた、‟タランチュラメカニックグローブ”拳の部分がラバーで覆われていて、少々岩にぶつけても怪我から守ってくれます。
飲料水
熱中症防止のためにも水分補給は大切。SUPを漕ぎながら水分補給できるように、ペットボトルのスポーツドリンクなどを必ず携行しよう。
夏場だけでなく、冬場も忘れずに!わたしは、ペットボトルホルダーを使ってSUPボードに乗せてます。
因みに、500ミリリットルのペットボトルを買うよりも、2リットルのペットボトルの方がはるかにお得なので、2リトルのペットボトルから、500ミリリットルのペットボトルに小分けしてます。
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