SUP(スタンドアップパドルボード)には、大きく分けて「ハードボード」と「空気式(インフレータブル)」の2種類があります。
近年は収納や持ち運びのしやすさから、空気式SUPを選ぶ人が増えています。しかし、便利な反面、デメリットも存在します。
この記事では、空気式SUPのデメリットを詳しく解説し、本当に自分に合っているのか判断できるように紹介します。
空気式SUPとは?
空気式SUP(インフレータブルSUP)は、使用前に空気を入れて膨らませるタイプのSUPです。
使わないときは空気を抜いてコンパクトに収納できるため、初心者やレジャー用途で人気があります。
空気式SUPのデメリット
① 毎回空気を入れる手間がかかる
空気式SUP最大のデメリットは準備時間です。
一般的に15〜20PSIまで空気を入れる必要があり、手動ポンプの場合は10〜15分程度かかります。
夏場は汗だくになることも珍しくありません。
対策
- 電動ポンプを使用する
- 出発前に時間の余裕を持つ
頻繁にSUPをする人ほど電動ポンプは必須アイテムです。
② ハードボードより剛性が低い
最近のインフレータブルSUPはかなり進化していますが、ハードボードと比較すると剛性は劣ります。
特に以下の状況で違いを感じます。
- 長距離ツーリング
- 波乗りSUP
- スピード重視のパドリング
漕いだ力がわずかにボードのたわみに逃げるため、効率が下がります。
③ 風の影響を受けやすい
空気式SUPは厚みがあるモデルが多く、横風の影響を受けやすい傾向があります。
初心者の場合、
- 思った方向に進まない
- 流される
- 疲れやすい
と感じることがあります。
特に川や海では注意が必要です。
④ パンクのリスクがある
非常に丈夫に作られているものの、空気式SUPはパンクの可能性があります。
例えば、
- 鋭い岩
- 貝殻
- 魚のフック
- カッターや刃物
などが原因になります。
ただし、通常使用でパンクすることはほとんどありません。
⑤ 乾燥・片付けが面倒
SUP終了後は、
- 水洗い
- 乾燥
- 空気抜き
- 折りたたみ
が必要です。
濡れたまま収納すると、
- カビ
- 臭い
- 劣化
の原因になります。
「準備より片付けが面倒」と感じる人も少なくありません。
⑥ 寿命がある
空気式SUPは素材がPVCのため、経年劣化します。
保管環境にもよりますが、一般的な寿命は5〜10年程度と言われています。
以下は劣化を早める原因です。
- 紫外線
- 高温環境
- 空気の入れっぱなし
- 湿気
長持ちさせるには適切な保管が重要です。
それでも空気式SUPが人気の理由
デメリットがあっても、空気式SUPには大きなメリットがあります。
持ち運びが圧倒的に楽
収納バッグに入れば車載も簡単です。
軽自動車でも問題ありません。
保管場所を選ばない
マンションやアパートでも収納可能です。
初心者でも扱いやすい
浮力が高く安定感があるため、初心者に最適です。
ケガをしにくい
ボードが柔らかいため、転倒時の衝撃が少なく安心です。
こんな人には空気式SUPがおすすめ
✅ 初めてSUPを始める人
✅ 車のキャリアを付けたくない人
✅ 収納スペースが少ない人
✅ 湖や穏やかな川で楽しみたい人
✅ キャンプや旅行にも持って行きたい人
まとめ
空気式SUPには、
- 空気を入れる手間
- 剛性の低さ
- 風の影響
- パンクのリスク
- 片付けの面倒さ
といったデメリットがあります。
しかし、持ち運びや収納性のメリットは非常に大きく、多くの初心者にとって最適な選択肢です。
実際に筆者もインフレータブルSUPを使用していますが、「準備の手間以上に自由に持ち運べるメリット」の方が大きいと感じています。
SUP選びで迷っている方は、自分の使用スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

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